ジーン・シャープ「独裁体制から民主主義へ」その1
第1冊目は、ジーン・シャープ「独裁体制から民主主義へ」(←PR:Amazonリンク)を取り上げます。NHK 100de名著(←外部リンク)では名著126番目で、初回の放送は2023年1月、2024年1月は再放送です。この回のNHKの説明は、こちら(←外部リンク)から。
筆者のジーン・シャープ(Gene Sharp)(←Wikipedia)は、アメリカの政治学者でガンジーの研究を起点に、独自の非暴力理論を体系化し、戦略的非暴力闘争を提唱、非暴力闘争の提言・指導に尽力し、ミャンマー、セルビア、「アラブの春」など世界各地の民主化運動に多大なる影響を与えた。
特に、シャープの著書「独裁体制から民主主義へ」(From Dictatorship to Democracy、1994年出版)は、非暴力による民主主義革命の理論的支柱と言われています。シャープは「普通の人」が担える理論の構築を意識していたとのことで、この本は、ミャンマーの民主化運動がきっかけとなって生まれた本。抵抗活動に携わる人々に向けたマニュアルブック的な性格を持っているとのこと。
特に、シャープの著書「独裁体制から民主主義へ」(From Dictatorship to Democracy、1994年出版)は、非暴力による民主主義革命の理論的支柱と言われています。シャープは「普通の人」が担える理論の構築を意識していたとのことで、この本は、ミャンマーの民主化運動がきっかけとなって生まれた本。抵抗活動に携わる人々に向けたマニュアルブック的な性格を持っているとのこと。
第1回目は、「独裁体制は見かけほど強くない」というテーマでした。
ポイント:独裁体制は単独では成立せず、実は民衆が支えている、と気がついたこと。
そのため、民衆が支えなくなれば、独裁体制は崩れると。そこで、非暴力という武器で政治的抵抗を行い、支配者が必要としている協力を拒めば良い。これが継続的に実行されれば、独裁体制は弱体化していくと考えた。
感想:
・今の各地で起きている抗議・反対活動はこの考えに基づき、抵抗しているのであろうか?何か違う印象で独裁体制との関係ではないからか?
・独裁体制と支える民衆との構造は、例えば、教員と生徒・学生との関係にも言えそうで、時折ある理不尽な要求にも生徒・学生が従っていることもあるが、服従してしまう7つの要因(習慣、制裁への恐れ、道徳的義務、自己利益、支配者との心理的一体感、無関心、非服従への自信の欠如)で説明できそう。
・IT関連の独占企業に関して、他の産業ほど独占に関しては長続きしないと言われているが、これもこの理論で説明できるか?
・NHKテキスト(←PR:Amazonリンク)
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